マンションで無垢フローリングを使う時の注意 【玄関框編】

こんにちは!

自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している

東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です。

 

 

オーツカ自身マンション住まいです。

管理組合の顧問として理事会に協力し、工事の申請書のチェックもしています。

そうしたリフォームの仕様を見ると

「マンションで無垢フローリングを使うことが普通になってきたなぁ~」

とつくづく感じます。

 

防音マットを敷いたり、万協の置床を下地に使ったり

無垢フローリングを採用するための下地は色々ありますが

既存の防音フロアの上に重ね貼りするという工法もありです。

 

 

ただその場合、玄関框がネックですよね!?

廊下が高くなって、框が低いおかしな納まりになります。

段差が出来てしまいます。

 

これが木製框なら問題ないんです。

新しく貼る無垢フローリングを框にも貼り重ねてしまえばすっきり納まりますから。

 

ただ、石となると困ります。

平板の石なら種類もたくさんありますが

石の框となると種類も限られるし

そもそも45*90程度の四角だから

貼り重ねてどうにかなるものでもない・・・

 

最初の写真は石の平板を切って、小口を磨いて張り付けている様子です。

 

その加工に材料を栃木まで送って仕上げてもらいました。

時間も労力もかかります・・・

実際大変でした。

 

 

 

そこで役に立つのがアドヴァンの特注の石框!

 

 

輸入タイルや石材を扱うアドヴァンが、痒い所に手が届く商品を展開しています。

 

石の框を従来の四角ではなく

立ち上がりと踏み面のパーツを貼り合わせた玄関框をオーダーで制作しています。

これなら、既存の框の上にエポキシ系のボンドで直貼り出来ます。

 

これはかなり便利!

 

なぜ他社では展開していないのか不思議なくらいです。

 

 

 

 

ただ、石種と大きさによる単価表はあるのに

石材の厚さの表記がありませんでした。

 

アドヴァンはプロアマの違いなくワンプライスでWEB販売するメーカーです。

寸法がわからなければネットで注文できません。

「困ったぞ、どういうことだ?・・・」

 

ということで、原宿のショールームに行ってきました。

 

 

 

 

 

他メーカーのサンプルで事前に現地で色合わせしたものをショールームに持ち込み

4階フロアに展示してあるアドヴァン製品で一番近いものを選びます。

 

1階受付に戻り、石種と加工したい寸法を告げると在庫の確認をしてくれます。

 

「現在長さが1m取れる在庫がございません。

400角13㎜の石ならございますが、継ぎ足しでもよろしいでしょうか?」

 

「いやぁ、継ぎ足しは美しくないから1本物がいいですね。

スラグ材を削り出す加工サービスはありませんか?」

 

「スラグは30㎜で、削り出しは対応しておりません・・・」

 

なるほど、在庫商品を加工して作るから寸法の表記がないんですね。

納得は出来ましたが、困った・・・

 

「確認しないとわかりませんが、当社の協力店の倉庫に在庫がないか確認してみます」

おぉ~、首の皮1枚つながった~!

期待してます、よろしくお願いします。

 

何とか、フローリングの重ね貼り仕様は成功しそうです!

 

 

 

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