こんにちは!
自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している
東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です。
突然の水漏れって困りますよね。
オーツカの叔母も給湯配管からの漏水で下階に迷惑をかけたことがあります。
「 何で見たことも触ったこともない床下の配管漏水が、私の責任なのよ!」
気丈な叔母は烈火のごとく怒っていました。
「叔母ちゃん、そうはいってもマンションのルールだから仕方ないんだよね。それを覆すには管理組合で規約の改正をするしかないよ・・・」
オーツがそう説明しても、もちろん叔母は納得しませんでした(涙)
実際、給湯配管で良く使われていた銅管は20年ほどで劣化して、水漏れが発生します。
マジすか?
マジです!
オーツカは流体力学はあまり勉強していないので詳しくはありませんが
銅管の中を流れる水(お湯)が配管の曲がり角を通るときに渦を巻きます。
その渦が徐々に銅管を侵食してついにピンホールを生み出し、
あ~っつ!水漏れ~!
となります。
ご家庭にある、〇ロン〇ファとティッシュで応急処置!
キッチンの排水管の隙間から内視鏡で床下を点検したり穴を開けたりしてようやく原因ヶ所を見つけ出しました。
でも、修理が出来ない場合があります。
作業するほどのスペースがなかったり
設備工がいなかったり・・・
そんなときの応急処置が、実はご家庭にある〇ロン〇ファとティッシュで出来るんです!
これは15年前にオーツカがたまたま気が付いた工法です。
今回その秘儀を大判振る舞いで公表しちゃいます。
【応急処置のレシピ】
材料:〇ロン〇ファ 1本
ティッシュペーパー 数枚
水数滴
手順:1.あらかじめ漏水個所を特定した後、給湯(水道)の元栓を閉め、漏水を一時的に止めます。
2.ティッシュペーパーを名刺大程度に折りたたみます
3.中央部分がむらなく湿る程度に水を数滴たらします。
4.そこに〇ロン〇ファを数滴たらし、速やかにティッシュごと漏水箇所に押し付けます。
5.そのまま30秒ほど押し付ければ完了!
注意:〇ロン〇ファが手につかないように、手袋着用がおすすめです。
硬化後、余分なティッシュをはがした状態です。
完璧に漏水が止まりました!
ただ、あくまで本格的に修理をするまでの応急処置ですので、あまり時間をおかずに直してくださいね。
後日取り外した配管
応急処置が絆創膏のように患部を覆っているのがわかります。
患部周辺の汚れをペーパーで落とすと漏水原因のピンホールが確認できます。
あまりに小さいのでオーツカは肉眼では見えません。
携帯カメラでズームアップして探しました。
驚きの小ささでしょ
特許を取るか!と欲張ったが・・・
この方法を偶然発見したのは15年前。
「この技術は誰も気が付いていない!特許を取るか⁉」
と一時欲が湧きました。
でもね
〇ロン〇ファを使っている時点で特許NGだろ
脳内でそんな声がして、諦めました。
そういう訳で、このブログをご覧の同業者の方
オーツカは特許を保有しておりませんので
どうぞ真似して、パクッてくださいね。
ただし、自己責任でww
漏水調査や雨漏りは時間と労力がかかる面倒な作業です。
本ブログはあくまで「こんな事例があった」という紹介が目的ですので
エーゼン大塚建設ではOB客のお困り事だけ対応しており
一般のお客さまからの雨漏り、水漏れのご相談は対応しておりませんのでご注意ください。